昨今CI/CDはオンプレミス環境での大規模ウォーターフォールの現場においても適用が一般的になってきています。またコロナ禍でテレワークやサテライトオフィスに分散した開発を余儀無くされ、従来よくあった狭い場所に多人数が集まってビルド&リリースするようなことはできなくなり、これをCI/CDの導入で乗り切った方も多いでしょう。しかし継続的インテグレーション(CI)までは比較的導入しやすいのですが、継続的デリバリ(CD)になると難易度が高く二の足を踏んでいる方も多いと思います。CIのほとんどは開発環境内で完結できますが、CDだとステージング環境、商用環境など、開発環境から分断された環境の存在で導入のハードルが一気に上がります。本セッションではNTTデータで様々な分断環境でのCDを実現してきた経験を基に、オンプレミス、クラウド様々な分断環境において「橋を架ける」ことで一気通貫のCI/CDを実現した手法と注意点を紹介していきます。