Metric-Driven Decision Making with Custom Prometheus Exporter

Track E 2021/03/12 15:10-15:40

  Operation / Monitoring / Logging   アーカイブ視聴可  

サービス運用やチーム開発のシーンで「なんとなく〜が最近多い・少ない気がするけどどうしよう?」みたいな状況はよくあると思います。こういった問題はできれば Fact-Based な指標に基づいて判断できるのが望ましいでしょう。

監視 OSS である Prometheus には Exporter という必要な metric を採取し、それを Server が取得可能な形で出力するコンポーネントが存在します。この Prometheus Exporter は自作可能です。これは Programable に取得可能なものであればなんでも Prometheus 形式で metric を出力し、監視サービスでの可視化、Tag による Filtering、Alert の発砲ができることを意味します。

本発表では、GitHub の Issue、Pull Request や AWS 上の CloudWatch Metrics に存在しない値を API 経由で取得して Export する Prometheus Exporter を OSS で開発し、それを利用した事例を紹介します。

本事例を通じて Custom Prometheus Exporter を Kubernetes 上で動かし、Datadog で取得するデザインパターンを知るとともに、どういった種類の metric がどのように意思決定に役立つのか、Tag によってどのように目の前の問題をコントローラブルにするか、その考え方を持ち帰ってもらえればと思います。

近藤 健司
Quipper Ltd.
Lead Software Engineer

Lead Software Engineer, Site Reliability at Quipper

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