コンテナイメージのpullはコンテナ起動処理のうち時間のかかるもののひとつです。この問題を解決するため、pull完了を待たずにコンテナ実行を可能にする高速なイメージ配布手法「lazy pulling」と、それを実現するOCI互換イメージ「eStargz」の開発がコミュニティで進められており、Kubernetes, k3s, containerd, CRI-O, Podman, BuildKitなど様々なツールで利用可能になっています。本セッションではそれら様々なツールでのeStargz利用や仕組み、標準化議論動向に至るまで徹底的に掘り下げます。