実践! Argo CD & Rollouts による canary release

freee の SRE チームでは、直近 2 年をかけて EC2 上で稼働するサービスのインフラ基盤を Kubernetes (AWS EKS) に移行するプロジェクトを進めてきました。一番規模の大きな freee会計も2021年7月に移行が完了し、 GitOps の CD ツールである Argo CD によるデプロイを行っています。インフラ基盤の刷新に加えて Argo CD を導入したことで、デプロイフローにかかる時間や手間の削減に繋がりました。現在はデプロイフローをより良くするために、canary release を検証中です。 今回はその検証をもとに、Kubernetes 上でどのようなアーキテクチャによって canary release を実現するかについてお話しします。メイントピックとなるのは Argo Rollouts を導入する既存の CD の構成と、Argo Rollouts を本番運用するための方針及び課題です。

Hayato Okuma

登壇者プロフィール

Hayato Okuma

freee株式会社

SRE CI/CD担当

kumashun88

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2020年4月に freee株式会社に新卒入社し、現在まで SRE に所属。 2021年7月まではインフラ基盤全般の運用業務を経験。 現在は CI/CD の改善タスクを主に進めている。 趣味は映画鑑賞や洋服集め。 最近ラズパイでおうちk8sを始めた。