自動運転タクシーは「デポ (Depot)」と呼ばれる拠点をベースに運用し、事業を拡大するほど各地のデポに分散した車両が増加します。そのため、各デポの車両へ OS を含めて同じ環境を届ける OTA (Over The Air) が欠かせません。
車載コンピューターの OS は bootc などのクラウドネイティブな OS 更新の仕組みとは前提が合わない一方、ベンダーが提供する A/B 方式の更新の仕組みを備えています。
本セッションでは、Web のコンテナイメージ配布や Git を起点に配布する考え方を OCI Artifact で取り入れ、開発車両を対象に OTA 基盤を検証している取り組みをお話しします。
- 車載 OS の更新の仕組みと、OS ごと更新する理由
- OS イメージを OCI Artifact として署名し、Self-host したレジストリから配る構成
- デポ間における replication と配布の設計
- オフライン環境における署名の検証
newmo, Inc.
Autonomous Driving Engineer
newmo 株式会社 自動運転開発室 Autonomous Driving Engineer。
CyberAgent でバックエンド開発やオブザーバビリティ基盤構築に携わった後 newmo に入社。プラットフォームエンジニアを経て自動運転開発室の初期メンバーとして立ち上げから参画。車両制御やセンサーマウントの設計、アーキテクチャ設計、OTA 基盤の検証など、ハードウェアからソフトウェアまで幅広く推進。2026 年 Datadog Ambassador に選出。