Kubernetes を中心とした分散システムのエコシステムでは、カスタムコントローラーやReconcileと呼ばれる設計パターンを用いることで、結果整合で健全なシステムを実現しています。
controller-runtime や Kubebuilder 等のライブラリや開発フレームワーク、それらの解説の登場によってカスタムコントローラーの開発のハードルは低くなっている一方、依然としてプロダクショングレードの堅牢なカスタムコントローラーを開発するハードルは高いことが現状です。
本セッションでは、LINEヤフーで数千Kubernetes Cluster を誇るKubernetes as a Service 基盤の運用を通して得た知見を元に、
実運用でコントローラーの堅牢性を脅かす異常系や、確率を裏切りAIも見落としてしまう様な非自明な挙動のパターンや実例を紹介します。
エンジニア自らで考え、疑い、開発の審美眼を備えることで、日本のKubernetesコミュニティでカスタムコントローラーの開発を盛り上げていきましょう!
LINEヤフー株式会社
シニアソフトウェアエンジニア
LINEヤフー株式会社 Senior Software Engineer
2021年に新卒としてLINE株式会社に入社し、以来 PrivateCloudの Kubernetes as a Serviceの運用開発に従事し、CloudNative DaysやKubeConなどでも社内の取り組みを発表している。 現在はLINEヤフーの新生PrivateCloudのKaaSである Flava Kubernetes Engine(FKE)のプロダクトマネージャーとして、社内のKubernetesおよびコンテナ体験の向上に取り組んでいる。