サービスを運用していると、メトリクス、ログ、トレースに加えて、設定の変更履歴やセキュリティデータがさまざまなツールや場所に散らばってたまります。散らばったデータはそのままでは活用されません。存在自体に気づかなかったり、何に使えるかを知る人が限られていたりするためです。
Grafanaの特徴は、データを元の場所に置いたまま、多数のデータソースをつなぎ、一箇所で横断的に確認できることです。担当者が持っているデータの知識はデータソースという形でGrafanaにつながれ、その活用方法はダッシュボードという形で残されます。これにより、多くのメンバーがデータの価値に気づき、活用できるようになります。
組織の成長とともに、Grafanaに残る知識も増えます。AIが広く使われる時代には、共有できる形で知識が残っていることの重要性がますます増しています。その知識を人もAIエージェントも使い、新たな価値につなげていけるからです。
このセッションでは、データをつなぎ、知識を残す考え方と具体例をとおして、自分の組織に眠っているデータを活用するきっかけを得られます。
Grafana Labs
Staff Developer Advocate
グラファナラボ日本合同会社スタッフデベロッパーアドボケイト。約10年来のGrafanaユーザーであり、初期バージョンからのコントリビューター。AWS移行を進める組織においてGrafanaとPrometheusの導入・全社展開を推進。PrometheusおよびCloudWatchとのインテグレーション強化にも取り組む。Grafana好きが高じて現職に至る。今後はLGTMスタックの普及やコミュニティ活動に取り組む予定。
このセッションに関する質問と回答