東京ガスにおいては重要な顧客接点であるWeb会員サービス「myTOKYOGAS」の開発を情報システム子会社に委ねており、ウォータフォールで開発をしておりました。そのため、お客さまが求める声を柔軟に素早くプロダクトに反映することができていませんでした。
そこで東京ガスでは「myTOKYOGAS」のリニューアルプロジェクトにおいて、事業組織内に内製開発チームを立ち上げ、クラウド活用を進めながら、テスト自動化、CI/CDの構築などDevOpsも内製で進めていきました。そして、2023年11月にリリースまでやり遂げました。今ではクラウド上にシステムを構築し、自動テストやCI/CDの稼働はもちろんのこと、内製開発チームにて2週間1スプリントでのアジャイル開発と保守運用までを責任を持って行うことができています。
内製化に取り組む企業も増えてきた中、東京ガス内製開発チームではどのようにエンジニア文化を醸成し、クラウド活用、DevOpsの実現へと繋げていったのかをエンジニア組織組成や技術選定など、さまざまな観点から大規模な内製開発の事例の一つとしてご紹介したいと思います。