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組織のスケールを意識した AWS マルチアカウント運用により、開発者体験はどうなったか?

Proposal: (不採択)

初級者   その他

所属する組織では「自己組織的」であることを大事にしており、BtoB, BtoC, CtoC, GtoC の複数の事業領域と、それらに紐づくエンジニアチームが各々の意思でプロダクトを開発・運用しています。そして、現在は 50 名程度のエンジニアに対し、150 以上の AWS アカウントが存在します。

およそ 2 年ほど前、ようやく技術組織に「開発生産性を高めるための、複数のチームを横断した基盤づくり」をミッションとする Platform Unit が組成されました。増え続ける AWS アカウントの横断的な運用もこのスコープに入ります。具体的には、マネージドサービスを活用したデータ基盤に始まり、横断的なセキュリティガードレールの構築、非機能要件ガイドラインの策定、コスト最適化などです。筆者はこのチームの一人目です。

これらの取り組みを通して、「横断チームが存在しない」状態からの文化づくり、どのように組織にフィットさせていくかを含め、得られた知見・うまく行った(あるいは行かなかった)ことを話します。

具体的な技術要素:
- データ基盤: AWS Step Functions, AWS Lambda, RDS, S3, BigQuery
- セキュリティガードレール: AWS Organizations, Control Tower, Security Hub, GuardDuty, CloudTrail, IAM Identity Center

wa6sn
株式会社ギフティ
Platform Unit / Engineer

大規模ポータルサイトのインフラエンジニア、クラウドベンダーのソリューションアーキテクトを経て、現職では開発組織を横断した生産性向上に取り組んでいます。ここ最近は毎年札幌でワーケーションをしており、最高です。