『家族アルバム みてね』(以下、『みてね』)は、全世界2,500万人のユーザーが利用する写真・動画共有アプリです。
ローンチから長らく東京リージョンのみで運用されていましたが、アメリカやヨーロッパなど海外ユーザーの増加に伴い、日本国内に比べて海外からのアクセスレイテンシーが数倍になってしまうという課題が顕著になっていきました。
サービス成長に伴うこの課題を解決するため、そして『みてね』がミッションに掲げる「世界中の家族のこころのインフラをつくる」ために、海外ユーザー体験の向上を目的としたAWSマルチリージョン構成への移行を決定しました。
本セッションでは『みてね』におけるAWSマルチリージョン構成の概要をはじめとし
・データベースなどのマネージドサービス選定
・移行にあたって直面した課題とその解決策
・マルチリージョン構成への移行によって得られた効果
・今後の展望、課題
についてお話しできればと思います。