効率的なアドオン管理でスケールするKaaS運用のベストプラクティス

Proposal: (不採択)

中級者   Operation / Monitoring / Logging

LINEヤフー株式会社のプライベートクラウドでは、多くの社内ユーザが利用するシングルテナントのKubernetesプラットフォームであるKubernetes as a Service(KaaS)を運用し、Webアプリケーションからデータベースまで多様なワークロードを支えています。
ユーザの運用負荷を減らしUXを向上させることがKaaSの使命です。そのためには、アドオンとして様々な機能をユーザに提供する必要があります。また、単にアドオンを提供するだけでなく、高いカスタマイズ性を提供し、クラスタアップグレードの際も安全に動作させ続けることが求められます。一方で、アドオンとクラスタの増加は運用負荷に直結します。
本セッションでは、これらの課題を解決するために私たちが設計・実装したアドオンマネージャ及びエコシステムについて、KaaSの利用者と提供者の双方にメリットをもたらす仕組みを具体的に解説します。Kubernetesのエンジニアリングや運用管理に携わる方、特に大規模なプラットフォームの管理に従事する方々にとって有益です。UX向上、信頼性強化、運用改善のプラクティスを学ぶことができます。

Tsuzuki Tsuchiya
LINEヤフー株式会社
Software Engineer

2022年にヤフー株式会社に新卒で入社。現在に至るまで社内のKubernetes as a Serviceの運用および開発に従事。GoやKubernetesを初めとしたクラウドネイティヴ技術を活用してSREの推進や、自動化の取り組みを進める。

Kotaro Inoue
LINEヤフー株式会社
Software Engineer

社内向けプライベートクラウドのソフトウェアエンジニアとして、Kubernetes as a Service (KaaS)の開発に携わっている。また、業務内外を問わず、KubernetesやCNCF関連プロダクトを中心にOSS活動を行っている。Kubernetes Orgのメンバーであり、認定Kubestronaut。