生成AIによる "Broadlistening" を Cloud Nativeで実現する

Proposal: (不採択)

初級者   ML / HPC

現代社会では、多様な意見を効率的に集約し、迅速に意思決定に活かすことが求められています。しかし、従来のアンケートや意見募集では、その規模や分析に限界がありました。本セッションでは、生成AIとCloud Native技術を活用することで、大量の意見を効率的に集約・可視化する「Broadlistening」を紹介します。
もともとAudrey TangとGlen Weylが提唱する「Plurality」という概念にて登場し、2024年東京都知事選挙に立候補した安野貴博氏によって話題になりました。具体的には、オープンソースソフトウェアであるTalk-to-the-city (T3C)をGoogle Cloud上で展開し、意見の可視化を迅速に行う方法を、初学者にも分かりやすく解説します。
この技術は、行政における市民の声の収集だけでなく、企業内での社員の意見集約にも応用可能であり、組織内外の隠れたニーズや課題を把握するための強力なツールとなります。本セッションを通じて、皆様は生成AIを含む分析パイプラインをクラウド上で構築し、組織の意思決定を加速させるための第一歩を学ぶことができるでしょう。

Yuta Yanagi
ちゅらデータ株式会社
データエンジニア

2024年より新卒で現職入りし、サイエンス・バックエンド・ML・データエンジニアリング領域の開発に従事
入社と同時に東京から沖縄へ移住中
2024年電気通信大学工学博士号取得