Knative Servingは、サーバーレスコンテナ環境におけるアプリケーションのデプロイやスケーリング、ルーティングを支援するOSSです。Google CloudのCloud Runや、さくらインターネットのAppRunの基盤技術としても採用されているという噂もあります。
Knative Servingの特徴のひとつがコンテナの「0 -> 1」へのスケーリングです。通常、リクエストを処理するコンテナが0個の状態ではリクエストは失敗します。しかし、Knativeではコンテナが0個の状態でもリクエストを受け止め、コンテナをスケールさせることで、リクエストを成功させます。
では、どのようにして"リクエストを受け止め"、スケールしているのでしょうか?
本セッションでは、Knative Servingの"0→1"スケーリングの瞬間に焦点を当てます。ActivatorやAutoscalerをはじめとする各コンポーネントの連携やリクエストのフローをコードベースで深掘りします。
Knative Servingのコンポーネントたちが織りなすスケーリングの世界で一緒に熱中しましょう!