ウォンテッドリーでは長年 Kubernetes を本番環境で運用してきましたが、マニフェスト管理には多くの課題がありました。手動での更新作業の負担、リポジトリ横断の変更の困難さ、変更の追跡の難しさなどが挙げられます。こうした課題を解決するためにウォンテッドリーでは Helm と内製のマニュフェスト管理の仕組みを併用しています。
本発表では150以上の namespace を運用しているウォンテッドリーの例を元に、なぜマニュフェスト管理のための仕組みを実装するに至ったのか、Helm / helmfile と併用してどのように運用しているのかをお話しします。
ウォンテッドリーにおけるバージョン管理の方法
マニフェスト管理の課題と、それを解決するために独自の仕組みを実装した背景
Helm / helmfile と kube を活用した運用方法
手動・自動更新の選択が可能な運用フローとその仕組み