AIエージェントを支えるオブザーバビリティ

Proposal: (不採択)

中級者   Operation / Monitoring / Logging

大規模言語モデル(LLM)を用いたサービスが一般的になり、私たち開発者も日々その恩恵を授かっています。そして昨今では自分たちのワークロードに合わせたAIエージェントの開発を行うことも一般的となりました。AIエージェントの開発はさまざまな点で従来のシステム開発とは異なりますが、しかしあくまで1つのシステムに過ぎず、その改善にはオブザーバビリティが求められます。本セッションではクラウドネイティブな時代においてなぜAIエージェントの開発が盛んになった理由から始まり、AIエージェントに求められる主な性能要件、そしてその性能を計測するためのテレメトリーの種類や計装について紹介します。またそれらを実現するためのフレームワークやOpenTelemetryでのSIGの動向などを解説し、2025年現在におけるAIエージェント開発の動向のオブザーバビリティの側面を探ります。

Yoshi Yamaguchi
アマゾンウェブサービスジャパン合同会社
シニアデベロッパーアドボケイト

アマゾンウェブサービスジャパン合同会社シニアデベロッパーアドボケイト。AWS製品の普及と技術支援を担当し、特にオブザーバビリティ、SRE、DevOpsといった領域を担当。OpenTelemetryやGoのコミュニティの支援も活発に行っている。「入門OpenTelemetry」「SREをはじめよう」「効率的なGo」「SLO サービスレベル目標」「オブザーバビリティ・エンジニアリング」翻訳、「SREの探求」監訳をはじめ、技術書の翻訳に多数関わる。 (224文字)