Kubernetesクラスターを引き継ぐ技術

Track D 2023/12/12 15:20-16:00

中級者   Operation / Monitoring / Logging    

コンテナの普及により、Kubernetesクラスターを用いてシステムを構築する機会が増えています。システムは構築して終わりではありません。構築後のKubernetesクラスターには、バージョンやリソース、マニフェストの更新等、運用作業が多々あります。しかし悲しいことに、構築しただけで運用されていない、または構築者が退職して誰にも顧みられていない、マニフェストも残っていないKubernetesクラスターが存在することも事実です。私はこれまで所属してきた企業で、他人の作ってKubernetesクラスターを10個以上引き継いで運用し、改善、更新、移行してきました。本登壇では、他人の作った謎深きKubernetesクラスターを無事に引き継ぐ方法を、私の経験談とともに解説します。

Yusuke Shibui
フリー(複数所属があるため)
ソフトウェアエンジニア

MLOps、インフラ、バックエンド、データ、機械学習エンジニア、テックセールス、ネコ2匹の飼い主。 本業のLaunchableではインフラやバックエンドや機械学習やデータ基盤やリサーチやセールスをしています。副業先のメルカリではLLMエンジニア、mybestではPdM兼機械学習エンジニアをしています。過去にはSIer、外資ソフトウェアベンダー、スタートアップで新規プロダクトの起ち上げ、大規模システム運用、チームマネジメントに従事。著作に『機械学習システムデザインパターン』『機械学習システム構築実践ガイド』(翔泳社刊)。