障害が発生しないシステムはありません。特にゾーン障害と呼ばれる電源や空調設備など様々な要因でデータセンターの区画(ゾーン)ごとダウンするようなケースもあります。
このようなゾーン障害のような大規模な障害が発生しても、ユーザ向けに提供しているサービスを
ダウンさせるわけにはいきません。
特に、Persistent Volume(永続ボリューム)を使いデータを保持するようなアプリケーションやストレージではあらかじめゾーン障害を想定し、データの配置場所などを考慮した設計にすることが重要です。
これらの設計が不十分な場合、長時間のサービスダウンを引き起こすだけでなく、最悪の場合、データ消失することもあります。
そこで、本セッションでは、ゾーン障害に備えCSIのTopologyやストレージの機能を活用し安心・安全にデータを守るための設計ノウハウを紹介します。