Kubernetes x k6 で負荷試験基盤を開発し、3ヶ月で部内のデファクトにするまでの道のり

Proposal: (不採択)

中級者   Architecture Design

システムの品質を担保する上で、リリース前に負荷試験を実施することは非常に重要です。
しかし、各々のローカル環境で負荷試験を実施していると、ローカルPCのスペックによっては十分な負荷が出せなかったり、さまざまな負荷試験ツールを使っていることでナレッジの共有ができなかったりします。
そういった課題を解決するため、EKS上に負荷試験基盤を構築しました。
本セッションでは、負荷試験基盤のシステム概要をはじめとして、複数のマイクロサービスに対して導入しやすくする仕組み、より発展的なケースに対して k6 の拡張機能を開発した話をしたいと思います。
また、今となってはデファクトとなっていますが、部内で普及させるために色々試行錯誤したので、普及させるために行った取り組みについても紹介したいと思います。

Hiroki Fujioka
Sansan株式会社
ソフトウェアエンジニア

2022年Sansan株式会社に新卒入社。
研究開発部のアプリケーション基盤(EKS)を運用するチームで活動中。