分散システムの位相空間的特徴づけ

Proposal: (不採択)

上級者   Architecture Design

分散システムの仕様を厳密に記述し自動的に検査する方法論は、古くからの研究テーマである。仕様が「安全性」と「活性」に分類できることは広く知られているが、1985 年の Alpern と Schneider による位相的な定式化やそれに連なる研究は、分散システムの挙動と数学的な概念との対応をより詳細に説明しており、自動検査アルゴリズムの効率化の面でも意義深い。本講演では、分散システムに興味を持つ中上級者に向け、関連研究のサーベイを通して仕様記述に対する基礎的理解を提供する。

Cheshire Cat
ProofCafe
Software Engineer

普段の業務では、Go による Web アプリケーション開発や AWS を中心としたクラウド技術の検証および基盤設計を担当。それと並行してプライベートでは、関数型プログラミングや形式手法によるソフトウェア検証について研究していたりいなかったりする。またコミュニティ活動として、クラウドネイティブと形式手法との交点を模索しつつ、各方面の勉強会やイベントにて登壇を行う。トレードマークは猫耳。