<概要>
2024年7月、地域金融機関向けのクラウドベースの勘定系システム「次世代バンキングシステム」が本番稼働を開始しました(AWSでは日本初)
次世代バンキングシステムは、変化に柔軟に対応できる勘定系システムを目指して作られました。単なるクラウドへのリフトではなく、マイクロサービス化やAPI連携、開発のパイプライン化など、クラウドネイティブなアーキテクチャを積極的に採用しています。
本講演では、次世代バンキングシステムのクラウド基盤の設計・開発に携わった弊社が、次世代バンキングシステムのアーキテクチャをもとに直面した課題やどう乗り越えたかを紹介いたします。
ミッションクリティカルなシステムをEKS(kubernetes)で稼働させた事例として、またクラウドネイティブ化を後押しする事例として、本講演が皆様のお役にたてば幸いです。
<話す内容>
・どのようなモチベーションをもって銀行勘定系のクラウド化に舵を切ったのか
・クラウドネイティブ化を具体的にどう進めたかと直面した課題
・実際に稼働させての学び
<どんな人に向けた講演か>
・クラウドネイティブなシステムを設計する担当者
・ミッションクリティカルなシステムのレガシー脱却を考えているマネージャーや意思決定者
・銀行システムは大変と聞いているけど何が大変かを知りたい方
SIerを経て2021年より現職。
インフラ一筋27年、銀行勘定系のインフラを17年担当。でも勘定系はオープン系ばかりで実はホスト系は未経験。
クラウドはAWSを5年。Azure/Google Cloudは嗜む程度。