Amazon SageMakerを活用した「顧客が自走できる」ML開発基盤構築への道筋

Track D 2025/11/19 14:20-15:00

中級者   Architecture Design     スポンサーセッション

多くの企業でML活用が進む一方、その開発環境は属人化し、改善のサイクルが滞るという課題が散見されます。本セッションでは、お客様が抱えるML開発環境の課題に対し、Amazon SageMakerを用いた標準化された開発基盤を構築した事例をご紹介します。 技術選定の過程で直面した「コスト管理」「既存環境との連携」「将来的な拡張性」といったリアルな課題に対し、我々がどのようなアプローチでアーキテクトしたかを具体的に解説します。 さらに、本プロジェクトで最も重視した「お客様自身が主体的に基盤を運用・改善できる状態」をいかにして実現したか、密なコミュニケーションを通じて内製化を成功に導いたプロセスと工夫について、両者それぞれの視点から考察します。

Naoyasu Watanabe
株式会社スリーシェイク
SRE

SREとして、クラウドインフラやMLOps基盤の構築に取り組んでいます

Yasuda Yoshiaki
株式会社両備システムズ
エンジニアリングマネージャー

2021年、両備システムズ(運用子会社Ryobi AlgoTech Capital)のAI予測為替ヘッジファンド事業にエンジニアリングマネージャーとしてジョイン
AI技術を活用した為替取引システムに対して、技術選定からプロダクト全体の設計、エンジニアメンバーのピープルマネジメントを主に担当
また、マネジメントと並行して、自ら手を動かして開発業務も行っています