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overlayfsの中身を読む — 消えない削除と、入れ子の制限をどう回避するか

上級者 Storage / Database

コンテナイメージのレイヤは、実行時にはoverlayfsによって1枚のファイルシステムに見せられています。書き換えたファイルに何が起きるのか、削除したファイルがなぜ下位レイヤに残り続けるのか、文字を一行足しただけでディスク消費量が数百MB増えるのはなぜか。答えはoverlayfsにあります。

本セッションでは、overlayfsの読み取り・追加・更新・削除がカーネル内でどう処理されるかを、実際のupperdir/lowerdirの中身を見ながら追います。下位レイヤを書き換えられないファイルシステムが「削除」をどう表現しているのかも、実装から見ていきます。
後半は、コンテナの中でコンテナを動かす構成(DinD、kind、CIランナー)で必ずぶつかる「overlayfsの上のoverlayfs」です。前半で見た仕組みがなぜ入れ子と相性が悪いのか、そして各実装がどう回避してきたのかを話します。

Speaker

Kohei Hayama

株式会社スリーシェイク

SRE

広告・検索システムのクラウドのCCoEとしてAWS/GCPのOrganization管理やSREを経験し、2025年12月に株式会社スリーシェイクへ入社。クラウドやコンテナを中心としたSREとして技術支援を行なっている。
趣味はコミュニティ活動で、CNDT2023から実行委員に参加やKubeCon JP、OSSJ等の現地ボランティアとして活動中