プラットフォームエンジニアリングは、2022年ごろからDevOpsの次のアプローチとして注目を集めてきました。調査では、2026年までに大企業の80%がプラットフォームエンジニアリングの取り組みを開始すると予測されています。しかし実際には、「プラットフォームチームを作ったが誰も使わない」「ツールを導入したが定着しない」といった失敗が後を絶ちません。
失敗の多くは、本質を理解しないまま取り組みを始めてしまうことが原因です。プラットフォームエンジニアリングとは単なるツール導入ではなく、開発者の認知負荷を下げ、組織全体の能力を高める仕組みづくりです。その考え方は、Webサービス企業だけのものではありません。製造業をはじめとする日本全国の企業においても、DXの推進や内製化の加速に不可欠なアプローチとして広がっています。
本セッションでは、プラットフォームエンジニアリングとは何か、なぜ今あらゆる業種・規模の組織に必要なのかを基礎から解説します。小さく始めるための具体的なステップや、AI時代における重要性の変化についてもお話しします。これから取り組みたい方にとって最初の一歩となるセッションです。
PagerDuty
Product Evangelist
Platform EngineeringとDevOpsの実践知を、エンジニアリングとエバンジェリズムの両面から届けています。Pivotal、VMware、HashiCorpなど複数の外資ベンダーでの経験を通じて培った「開発者体験を高めるプラットフォーム設計」の知見と、CloudNative DaysやPlatform Engineering Meetupの運営で得た「コミュニティを通じた技術普及」のノウハウが強みです。現在はPagerDutyのProduct Evangelistとして、インシデント管理を起点により良い運用文化の構築を支援しています。