「プラットフォームを作ったのに誰も使わない」——この失敗は技術ではなく設計思想の問題です。本セッションでは、翻訳出版した書籍『アーキテクチャモダナイゼーション』の知見を軸に、IDPをソシオテクニカルな設計対象として捉えるアプローチを紹介します。
具体的には、開発者体験を起点としたゴールデンパス設計、コンウェイの法則を活用したプラットフォームチーム設計、「プロダクトとしてのプラットフォーム」運営によるフィードバックループの構築、そして標準化と柔軟性のトレードオフや構築すべきか判断する基準を解説します。
プラットフォームの導入・改善を検討するエンジニアやリーダー、開発者体験の向上に課題を感じている方が対象です。「何の機能を載せるか」の前に「誰のどんな痛みを解決するか」から出発する視座を持ち帰り、技術選定に閉じない持続可能なプラットフォーム戦略を描けるようになることを目指します。
株式会社スリーシェイク
ソフトウェアエンジニア
インフラエンジニアとしてホスティングサービスの開発・運用を経て、現在は株式会社スリーシェイクにてソフトウェアエンジニアとして勤務。オンコール対応で深夜に何度も起こされた経験から運用について本気で考えるようになる。インターネット上では nwiizo として活動。『コンテナセキュリティ』『Kubernetesで実践するPlatform Engineering』『アーキテクチャモダナイゼーション』の技術書翻訳も担当。