「クラウドネイティブ=Kubernetes」という風潮の一方、物理サーバーやVMを運用し続けなければならない環境は数多く存在します。そうした環境では、SSHによる手作業やプッシュ型スクリプトによるデプロイが蔓延し、運用負荷とアタックサーフェス拡大が課題となっています。
本セッションでは、Non-Kubernetes環境で「宣言的」かつ「ゼロダウンタイム」な継続的デプロイを実現するOSS「Dewy」を紹介します。Dewyはプル型アーキテクチャにより各ホストが自律的にレジストリを監視し、Kubernetesのエッセンスを既存サーバー環境にもたらします。
さくらのクラウドでの実用事例として、プル型移行によるアタックサーフェスの最小化、フック機能を活用したDBマイグレーションの自動化、コンテナモードによるランタイム管理の抽象化という課題解決を深掘りします。
Kubernetesを導入せずとも、自律性・宣言的・セキュアというクラウドネイティブの原則を既存インフラへ適用できる、その実践知を共有します。
さくらインターネット株式会社
研究員/ソフトウェアエンジニア
プロダクトデザインからフルスタックの開発、インフラ構築、エンジニアリングマネジメントまで幅広い領域を横断し、現在は研究開発に従事。
専門領域は分散システムにおけるメールプロトコルの研究。クラウドやホスティングサービスにおける不正利用対策(Abuse対策)に深い関心を持つ。
福岡を拠点に活動し、Goコミュニティの主催を通じて技術エコシステムの発展にも寄与している。