AWSの構成図、ステークホルダー向けの全体像、新しい開発者へのオンボーディング資料...弊社でも、こうしたアーキテクチャ図を作成してきましたが、いつしか現実と乖離していきました。
なぜでしょうか?編集ツールが属人化している、何をどこまで描くか基準がない、変更のたびに手作業で描き直すのが面倒、バイナリファイルでdiffが取れずレビューできない...理由を挙げればきりがありません。こうして図は作成した瞬間から現実と乖離していきます。
私たちのチームでは、C4モデルによる「階層化」とDiagram as Codeによる「テキスト管理」という2つのアプローチでこの課題に取り組みました。C4モデルで各図の粒度と責任範囲が明確になったことで、何をどのレベルで描くかの判断に迷わなくなりました。そしてDiagram as Codeによりテキストベースでの差分管理が可能になったことで、アーキテクチャ図のレビューをプロセスとして制度化でき、継続的にメンテナンスされる状態を実現しました。
本セッションでは、その導入の過程で得た知見と実践的なノウハウをお伝えします。
ユニークビジョン株式会社
エンジニア / アーキテクチャWG リーダー
ユニークビジョン株式会社 エンジニア / アーキテクチャWGリーダー。
2022年新卒入社。SNSマーケティングプラットフォームの開発に従事し、現在は新規プロダクトの設計・開発を担当。開発業務の傍ら、アーキテクチャおよびセキュリティWGのリーダーとして、設計ドキュメントの標準化やレビュープロセスの整備を推進している。