私たちプラットフォームチームでは、プロダクト開発チームにガードレールを組み込んだKubernetesのマニフェストを提供しています。
再利用性向上のためにHelm Chartを活用していますが、ガードレールの機能拡張とともにパラメータは肥大化し、テンプレートは複雑化の一途をたどっています。
結果、「何がデプロイされているのか」が不透明になり、両チームの認知負荷の増大を招いています。
この課題を解決するため、Argo CDのアルファ機能である「Source Hydrator」に注目しました。
これは、DRYなテンプレートから生成されたWETなマニフェストを、Argo CD自身がリポジトリに保存する機能です。
これにより、「クラスターに実際に適用されるマニフェスト」を簡単に確認できるようになります。
本発表では、Source Hydratorの仕組みを、GitOpsのDRY/WET戦略と共に解説します。さらに、検証過程で明らかになったリポジトリ構成の制約などの課題や、将来の展望もご紹介します。
複雑化したマニフェスト管理に終止符を打つためのヒントを、ぜひ持ち帰ってください。
パナソニックコネクト株式会社
シニアクラウドアーキテクト
Kubernetesを活用したSaaS向けマルチテナントプラットフォームの設計・開発を担当。
KubernetesをはじめとするCNCFのテクノロジーに心酔し、スケーラブルでエレガントなアーキテクチャを日々探求している。
2026年にGolden Kubestronaut認定。