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ツールではなく軸で選べ — 流行りに溺れないPlatform Engineeringの育て方

中級者 - Intermediate Platform Engineering

ツールの流行に疲れ、膨らむ認知負荷、そして撤退。Platform Engineeringの苦しみはコミュニティで語られています。では「生き残る側」は何が違うのでしょうか。
私たちは6人で40のサービスを支えるPlatformを運用し、もう6年経ちました。責任者と体制は何度も変わりました。それでもPlatformは進化を続けユーザに安定を届けています。生き残れた理由はPlatformの「軸」を一つ決め、その軸で取捨選択してきたことです。
私たちの軸はユーザとPFチームの「認知負荷を下げる」ことです。ユーザの声を拾い、この軸で判断しています。BackstageはPFチームの提供体制が整わず逆に負荷を生むと見送る一方、ユーザが各自で組んでいたWorkflow処理は集約で認知負荷を下げると判断しArgo Workflowsを導入しました。
軸さえ決めればツール選定も運用も判断がブレません。大掛かりな基盤がなくても、軸一つがPlatform Engineeringの第一歩です。軸の決め方、ユーザの声の拾い方、導入・見送りの判断プロセスをAmeba Platformの6年分の実例でお伝えします。

Speaker

Kumo Ishikawa

株式会社サイバーエージェント

インフラエンジニア

CNCF Kubestronaut。サイバーエージェント Platform Engineering領域Next Expert。SWE・DevOpsを経て2023年に入社。横断SRE組織の一員としてAmeba Platformの設計・運用に携わり、現在はPlatformチームでKubernetesを中心とした共通基盤の整備と改善に取り組んでいる。得意分野はセキュリティ設計、CI/CD基盤の構築・最適化など。