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誰が最初のpluginを書くのか — Cluster Inventory APIエコシステムの立ち上げ

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仕様が標準化されても、最初に実装する者が現れなければエコシステムは動き出しません。SIG-MulticlusterのCluster Inventory APIも、plugin仕様(KEP-5339)の採択直後は公式pluginがゼロで、利用事例も実装の手掛かりも存在しませんでした。では、誰が最初のpluginを書くのでしょうか。

その問いに答えたのが、このセッションです。KEP仕様に基づくSecret Reader pluginに加え、仕様外のkubeconfig secretreader pluginを独自に設計・実装し、KEP仕様の改善を推進、初PRから5ヶ月でメンテナーに昇格するまでの過程を、設計判断・失敗・メンテナーとの信頼構築を交えてお話しします。

聴講後、あなたはKubernetes SIGで信頼を獲得する具体的なパターンと、自分のCluster Inventory API pluginを書き始める知識を持ち帰れるはずです。実装者不在のプロジェクトがコミュニティとともにエコシステムへと育つ軌跡もお伝えします。

Speaker

Kahiro Okina

株式会社クラフトマンソフトウェア

テクニカルリード

Tech Lead at Craftsman Software。元はQiitaでVue.js Tipsを書いたりしていたWeb系エンジニアでしたが、現在はKubernetesベースのPaaS開発を担当し、課題を見つけては上流のOSSに還元する日々を送っています。SIG-Multiclusterのcluster-inventory-apiでは、pluginが一つもなかった状態から最初のpluginを実装し、KEPの改訂をしたり5ヶ月でapproverに。k0sのCluster APIプロバイダー k0smotronやKnativeのnet-gateway-apiのreviewerも務めています。