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SkyWayのWebRTC Observabilityを支えるCloud Native アーキテクチャ

Proposal: (不採択)

中級者   Operation / Monitoring / Logging

本セッションは、リアルタイム通信におけるObservabilityやモダンクラウドアーキテクチャ、データ収集基盤に興味を持っている方に向けた内容になっています。
以下のトピックに興味がある方は是非ご覧下さい。
- 大量のデータを収集し可視化するモダンクラウドアーキテクチャ(Cloud Run, Bigtable, AlloyDB, Cloud Loggingなど)
- WebRTC専用のObservabilityシステムとその必要性
- WebRTCを利用したサービスを提供する中で発生する苦しみ

WebRTC(Web RealTime Communication)は、ビデオ会議などで利用されている身近な技術です。
しかし、実際にはリアルタイム通信を実現するための処理は複雑で、ブラウザバージョンや端末、ネットワーク状況など様々な理由で不具合が発生します。
そして、WebRTCの不具合調査では、WebRTC APIで取得したネットワーク統計情報やクライアントの通信ステータスなどを元に原因調査をする場合が多いため、WebRTC専用のObservabilityシステムを構築し、適切な情報を収集・解析する必要があります。

そこでSkyWayでは、ネットワーク統計情報やクライアントサイドログを蓄積し、ユーザーフレンドリーに可視化するSkyWay Analyticsのオープンβを2024年1月に公開しました。

このSkyWay Analyticsを実現するためのモダンなクラウドアーキテクチャや、構築する上での悩み・工夫したポイントなどをご紹介します。

Yuki Uchida
NTTコミュニケーションズ株式会社
WebRTC Researcher

NTT Communications株式会社でWebRTC Platform SkyWayの開発・運用、R&Dチームのリーダーを担当しています。
主にWebRTC Platform SkyWayの新機能の研究開発や、次世代リアルタイムコミュニケーション技術の研究開発に携わっており、ネットワークプロトコルに興味があります。