気まぐれLLMのふるまいを暴け! - OpenLLMetryを通して見る世界 -

Proposal: (採択)

中級者   Operation / Monitoring / Logging

OpenAI社のChatGPTを代表とし、LLM(大規模言語モデル)を利用したユースケースは数多く存在します。その活用例は、一般コンシューマ向けや企業内部でのユースケースと非常に多岐に渡るため、規模は問わず類似のアプリケーションを開発した経験がある方は多いのではないでしょうか。

LLMは便利なコンポーネントですが、動作が非決定的であり、実行してみないとどのようにふるまうか分かりません。特に、アプリケーションが複雑になると、その動作の予測がさらに難しくなります。そのため、LLMのふるまいを正確に把握するためのオブザーバービリティが重要です。

一般的なアプリケーションのログやトレース、メトリクスを扱う標準としてOpenTelemetryがあり、それをLLM向けに拡張したものがOpenLLMetryです。OpenLLMetryを活用することで、OpenTelemetryの強みを生かしつつ、LLMアプリケーションのオブザーバビリティを向上させることができます。

本セッションでは、LLMアプリケーションにおけるオブザーバビリティの課題と、OpenLLMetryを活用した解決方法を紹介します。さらに、実際のユースケースを交えたデモンストレーションを通じて、OpenLLMetryの導入がどのようにしてLLMアプリケーションの開発や運用効率を向上させるかを実践的にお見せします。

Shuhei Kawamura
〆のラーメンまである倶楽部
Solution Architect

日本オラクル株式会社でクラウドのプリセールスエンジニアを担当しています。
普段は、Cloud Native, AI/MLを軸にお客様のクラウド活用支援に従事してます。

Yoshitaka Fujii
〆のラーメンまである倶楽部
プラットフォームエンジニア

TBD