自動化のシナジー:AI・CI/CD・IaCが奏でる未来の展望

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初級者   CI / CD

生成AIの登場により、アプリ開発の現場は劇的に変化しました。次々と登場する新しいツールや手法によって、開発者の負担はかつてないほど軽減されています。一方で、アプリのビルドやリリースを担うCI/CDや、インフラ構築・運用を自動化するIaCの分野では、生成AIのインパクトがまだ十分に浸透していません。アプリ開発に比べて対象領域がニッチであることも一因ですが、本来、AIと自動化技術は極めて相性が良く、大きな変革の可能性を秘めています。
本セッションでは、大規模ウォーターフォール開発の現場を想定しながら、CI/CDやIaCに対してAIをどのように活用できるかを探求してきた試行錯誤のプロセスと、そこから得られた具体的な知見を共有します。
「AIは自動化をどこまで進化させられるのか?」という問いに対し、現場でのリアルな経験を共有することで、参加者の皆様が自らの現場に応用できる示唆をお持ち帰りいただけることを目指します。

Ryo Sugahara
株式会社NTTデータグループ
開発環境モダナイズエバンジェリスト

2005年に株式会社NTTデータ入社。2012年よりインフラ自動化関連プロジェクトに着任したのをきっかけにPuppetを知る。2014年にPuppetドキュメントの日本語化を通じてPuppet社との関係が始まり、周囲の協力も得て2015年日本で初めてのPuppetユーザ会を設立。現在はトラディショナルなプロジェクトでのCI/CDとインフラ自動化の融合によるモダナイズ推進に尽力している。