来たるAIエージェント時代に備えよ!MuleSoftとKeycloakで実現するセキュアで高アジリティなAI連携基盤

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中級者   Security

近年、次世代のAI技術として自律的にタスクを遂行するAIエージェントが台頭し、業務効率化への活用が期待されています。しかし、実際に業務に活用するとなるとAIエージェントが企業のシステムを操作する必要があり、適切にセキュリティを実装しなければ、AIエージェントを経由した不正操作や情報漏洩に繋がります。
本セッションでは、この課題を解決するため、AIエージェントの標準仕様「MCP (Model Context Protocol)」に準拠したサーバを、ローコードで構築・管理できるiPaaS基盤「MuleSoft」と、OAuth 2.1などの最新のセキュリティ仕様をサポートするIAM OSS「Keycloak」とを連携させて、セキュアかつアジリティ高く公開する実践的な手法を解説します。GUI操作とローコード実装を中心に、必要最小限のコーディングで、既存サービスをMCPのセキュリティ仕様に準拠した堅牢なMCPサーバとして短時間で外部公開するプロセスを、デモと共にご紹介します。

Masato Kozuka
株式会社 日立製作所
エンジニア

日立製作所のOSSソリューションセンタに所属し、ID/アクセス管理 (IAM) とAPIのスペシャリストとして4年以上の経験を持つ。専門はAPIセキュリティで、ゼロトラスト等のセキュリティベストプラクティスに沿ったAPIセキュリティフレームワークの設計経験を有する。最近では、そこで培ってきたセキュリティナレッジを基にAIエージェントセキュリティのソリューション提案にも従事している。OSSへの貢献も行っており、CNCF Incubating ProjectであるKeycloakのコントリビューターでもある。