開発者体験をAIでハック! - 小さく始めるプラットフォームでのAI活用

Proposal: (エントリー済み)

中級者   CI / CD

enechainは国内最大のエネルギーマーケットプレイスを運営するスタートアップです。創業から6年を経て、事業の更なるスケールに向けリリースサイクルの加速が不可欠となっている一方で、エネルギー業界において信頼性の高いプロダクトを提供する責任も担っています。プラットフォーム開発部ではこれらの課題に対して、Golden PathとProduction Readiness Check(PRC)を導入し、試験運用を行なっています。

導入プロセスでは、スタートアップのスピード感とガバナンス統制の両立を重視しています。特に生成AIを活用した工数削減に取り組んでおり、Claude Codeを使ったPRCチェックの自動化や、k8s manifestのベストプラクティスを提案するCIパイプラインの構築など、段階的にAI活用を進めています。またAI運用の専門チームと積極的に連携し、小さく始めてROIを評価する体制を整えています。

「プラットフォームでAI活用を始めたいけど、どこから手をつけていいか分からない」という方々に向けて、具体的なアクションにつながる事例を紹介します。

Hayato Okuma
株式会社enechain
プラットフォームエンジニア

2020年にフリー株式会社に新卒入社。SREとしてインフラ構築や運用に従事し、5年弱の間でCI/CDやDB周りなど、クラウドネイティブなインフラに幅広く関わる。2025年1月より株式会社enechainのPlatform Engineeringデスクに所属。組織の拡大に伴い、プラットフォームの構築および開発の課題解決に取り組んでいる。