ECS中心で運用してきた当社が、なぜEKSを標準とする方向へ舵を切ったのか。意思決定の比較軸とトレードオフ、そしてAWSとKubernetesエコシステムを組み合わせて「プロダクトと開発チームが10倍に増えても運用が回り続ける」仕組みを、成功とつまずきの両面から具体的に共有します。アカウント分割やテナント設計、GitOpsによるセルフサービス、監査とコスト最適化の両立まで、判断材料を持ち帰れる実務の要点をお伝えします。
# 参加者が得られること
・成長を続ける組織におけるECSからEKSへの意思決定の論理を理解する
・プロダクト増加に対応できるマルチテナントEKS設計の要点を学ぶ
・EKS環境で直面した実運用の落とし穴とその具体的な対策
# 想定読者と必要なスキルレベル
・対象者: EKSまたはECSのいずれかのコンテナ環境の運用経験を持つエンジニア
・役割: SRE、プラットフォームエンジニア、技術的な意思決定を行うエンジニアリングマネージャー
・難易度: 中級。基本的なAWSやコンテナの知識があることを前提とします
# ウェルスナビについて
当社は「働く世代に豊かさを」というミッションのもと、WealthNaviという資産運用サービスを提供しています。今後は三菱UFJ銀行と共にデジタルバンクを立ち上げ、保険や年金、住宅ローンなど多様な金融サービスを提供し、中立的な立場から、個々人のお金の悩みを解決することをすることを目指しています。