「hostNetworkはKubernetesの抽象化の敵。避けるべき設定だ」——そう思っていませんか?
SIP、Redis Cluster、Kafkaのように、通信相手へ接続先を通知するシステムでは、入口の負荷分散だけでは設計は完結しません。通知先への到達性と認証まで考える必要があります。
本講演では、その中でも単一ポートではなく、ポートレンジの公開が必要なSIPを題材に、hostNetworkを選ぶ理由と、その上でKubernetesの配置・更新・監視を活かす設計を紹介します。
対象はPod・Serviceの基本を理解する設計・開発・運用担当者です。SIPの事前知識は不要です。Kubernetesのネットワーク抽象化と、外部から特定の接続先へ到達するという要求をどう両立するか。hostNetworkを活用して接続先を明示しつつ、配置・更新・監視にはKubernetesの仕組みを活かす、Network Topology Awareなアーキテクチャの設計指針を持ち帰っていただけます。
Gen-AX株式会社
Senior Software Engineer
Gen-AX株式会社のSenior Software Engineer。生成AI SaaSのバックエンド開発に従事。LINE/LINE Digital Frontierでは、LINEマンガなどのサーバーサイド開発・TechLeadを担当。分散システム、データ同期、整合性を専門領域とし、設計・実装から運用改善・障害対応まで一貫して取り組む。