開発環境のプロビジョニングにおいて、Azureリソース払い出し、QMS基盤との連携、Blackduck/Codacy設定などの手動運用を、IDPとして運用しているBackstageのカスタムプラグインでセルフサービス化し、1週間かかっていた作業を3~4時間で完了できるようにした実践を紹介します。単一フローで実装した結果ロールバックが複雑化し、工程分割・セーブポイント設計へ転換した経緯や、社内独自認証・Azure Entra・GitHubをまたぐ認証の課題(社内規定でGithub Appsが使えないなど)の実装に関する具体的な課題と解決策を共有します。他、長時間タスクのテストの難しさ、既存の運用フローからの変化をどこまで許容するかというUX的な検討などにも触れます。社内向けの開発者ポータルやセルフサービス化基盤の構築を検討している方、Backstageの導入・カスタム開発を考えている方、複数システムをまたぐ業務フローの自動化設計に悩む方に向けた内容です。設計判断の背景と失敗から得た教訓を持ち帰っていただけます。
パナソニックコネクト株式会社
ソフトウェアエンジニア
所属変遷:2019~2026年 パナソニックコネクト株式会社
業務:
・メディア向け音声認識サービスの開発/運用
・デバイス管理基盤の設計/開発/運用
・Internal Developer Portaの設計/開発/運用
専門分野:クラウド(Azure, AWS)/IoT(EMQX, IoT Hub)/プラットフォームエンジニアリング(Backstage)領域の技術・サービス設計