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単一フローの罠:開発環境のプロビジョニングをBackstageでセルフサービス化するまでの設計と教訓

初級者 Application / Development

私たちのチームは、開発者ポータルとしてBackstageを運用し、開発者に必要な機能の設計・開発を行っています。
開発環境の提供は長らく手動運用に頼っており、Azureリソース作成、QMS基盤連携、Blackduck/Codacy設定など、複数のシステムをまたぐ作業に1週間ほどの時間がかかっていました。これに対し、Backstageのカスタムプラグインによる自動化・セルフサービス化に取り組み、工程を3〜4時間に収めることに成功しました。
開発の過程で既存の工程に合わせるために単一フローで実装した結果ロールバックが複雑化し、工程分割・セーブポイント設計へ転換した経緯や、APIのポーリングを要する工程のテストの難しさといった具体的な課題と解決策を共有します。
他、Azure・GitHubをまたぐ認証の課題(社内規定でGitHub Apps使用不可など)や、既存フローからの変化許容度というUX面の検討にも触れます。開発者ポータルやセルフサービス化基盤の構築、Backstageの導入・カスタム開発、複数システムをまたぐ業務自動化の設計に悩む方へ、設計判断の背景と失敗から得た教訓をお届けします。

Speaker

Taira Kuramoto-Ahuja

パナソニックコネクト株式会社

Software Engineer

パナソニックコネクト株式会社に在籍。メディア向け音声認識サービス、IoTデバイス管理基盤といったプロダクトの設計/開発/運用を経験したのち、社内の開発生産性向上を担うプラットフォームエンジニアリング領域に取り組んでいます。現在はBackstageをベースとしたInternal Developer Portalを担当し、開発者が自らリソースを作成して利用できる環境づくりに勤しんでいます。専門はAzureを中心としたクラウド、EMQX・Azure IoT Hubを用いたIoT、および開発者体験を軸としたサービス設計。