AIエージェントを実用的なものにしようとすればするほど、APIやデータベースへの過剰なアクセス権(特権)を渡さざるを得ないというジレンマに直面します。RAGから自律的なエージェントシステムへの移行において、「悪意ある操作はしないでください」というシステムプロンプトに頼る設計は通用しません。また、ユーザー権限の安全な継承、マルチエージェント間の認可制御といった難題にも取り組まなければいけません。これらの課題を解決するためには、プロンプトエンジニアリングではなく、認可の主体を単なる「静的なユーザー権限」から「動的なエージェントの意図(Intent)ベース」へとシフトするアーキテクチャ設計が必要になります。
本セッションでは、AIエージェントを構築する開発者を対象として、「エージェントは何を意図していたのか」、さらには「ユーザーはエージェントに何を実行させようとしていたのか」という意図 (intent) をどのようにエージェントの認可に応用するかについてCNCFプロジェクトであるOpenFGA (https://openfga.dev/)を用いた実装例とともに紹介します。
Auth0
プリンシパルデベロッパーアドボケイト
.NETエンジニアとしてキャリアをスタートさせた後、UIコンポーネントベンダーやクラウドコミュニケーションプラットフォームベンダーにおいて様々なロールを歴任。2023年3月よりOktaに参画し、Auth0の開発者リレーションを担当。趣味はゲームと長距離散歩。X (Twitter): @Neri78
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