PayPay証券は、証券会社としては後発ですが、現在120万を超える口座を抱えています。2016年の開始当初からAWSを利用していますが、運用は外部へ委託しており、クラウドネイティブな作りではありませんでした。
2023年より、新NISAの取り扱い開始のタイミングもあり、ユーザ増加を見越してサービス改善を図るため、クラウド運用の内製化や組織改革を始め、IaCの導入、コンテナ化、コスト最適化、セキュリティ強化などに取り組み、モダン化を進めています。
本セッションでは、これらの取り組みについて、証券業界固有の考慮点も交えてお話します。
SIerで金融システムのBE エンジニアとして開発運用を担当した後、2021年にPayPay証券にジョイン。
システム運用やサーバリプレース作業を経て、現在の Cloud Infrastructure Team に所属し Cloud Infra 全般の運用・改善業務に従事。