クラウドネイティブ時代の開発プロセス再設計 ― 速さと品質を両立するには

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中級者   組織論

概要

クラウドネイティブ化の波により、開発はスピードと柔軟性を求められる一方で、品質保証の難易度も高まっています。特にマイクロサービスや頻繁なリリースの現場では、「テストをどう組み込むか」が大きな課題です。本セッションでは、QAエンジニアとしての経験をもとに、クラウドネイティブ時代に求められる開発プロセスの再設計について考察します。

発表の構成

1.クラウドネイティブ時代の特徴 ― マイクロサービス、CI/CD、頻繁なリリースのインパクト
2.従来型QAプロセスの限界 ― 後工程テスト中心では追いつかない現実
3.速さと品質を両立するプロセス再設計
・QAエンジニアを開発初期から巻き込む
・E2Eテスト自動化の推進
・開発組織全体での品質意識の醸成
4.実践事例 ― QAエンジニアが開発初期から入り込んだ経験
5.まとめ ― 開発スピードを損なわずに品質を高めるアプローチ

参加者が得られるもの

・クラウドネイティブ環境での品質保証の課題と解決策のヒント
・QAと開発が協働するための具体的なプロセス改善のアイデア
・自動化や早期QAエンジニア巻き込みの実践的な進め方

Masami Morita
株式会社Voicy
エンジニアリングマネージャ兼QAリーダ

人事労務領域のWebアプリケーション、音声プラットフォームのモバイルアプリケーションのソフトウェア品質保証に従事。

近年は、E2Eテスト導入や、QAを早期に巻き込む開発プロセス再設計、プロジェクト管理に注力している。

また、音声配信プラットフォームVoicyで「世界が広がる🌏ソフトウェア品質」というチャンネルを運営し、毎日配信を継続中。