AI時代の開発プロセス再定義:Voicyが実践するAIネイティブDevOps戦略

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中級者   Application / Development

Voicyは企画からリリースまでをほぼAIで完結させた開発をしました。この挑戦はAIの生産性を示す一方、コード品質のばらつきや属人化など限界も浮き彫りにしました。「AIを使えば速い」という実験フェーズは終わり、これからは「人とAIが共にスケールする」ための技術戦略が不可欠です。

本セッションでは、Voicyの事例を基に、クラウドの持つスケーラビリティと柔軟性を最大限に活用し、私たちが長年培ってきたDevOpsの各プラクティスを「AIネイティブ」に再定義する戦略を語ります。AIによる要求仕様の具体化、生成コードの品質を担保するテスト戦略、クラウド基盤上で実現するAIを活用した障害予兆検知など、明日から使える設計思想と具体的な実践知をお届けします

Ryosuke Yamamoto
株式会社Voicy
VPoE

早稲田大学でマルチメディアと機械学習を研究し、修士号を取得。その後ヤフー株式会社に入社し、ヤフー検索のバックエンドをフルスクラッチで開発。2019年にVoicyにジョイン。サーバサイド開発に加え、インフラやデータ基盤の構築し、データ部門の立ち上げを主導。その後、開発組織全体の責任者となり、技術・組織戦略の策定、開発プロセス適正化、コスト適正化、エンジニア組織の強化に携わる。2025年にVPoEに就任。