CNI(Container Network Interface)は、Kubernetes等コンテナ基盤のネットワークを支える重要コンポーネントですが、多くのエンジニアにとってブラックボックスであり、プラットフォームとネットワークの断絶を生んでいます。
CNIを理解するには、CNIの仕様(本体)とその実装であるCNIプラグインの双方を知る必要があります。
本セッションでは、CNIの仕様が示す「どんなネットワーク技術も受け入れる」という柔軟な設計思想を解説した上で、FlannelやCalico、Ciliumといった主要CNIプラグインがどのようにそれを実装しているのかを、それぞれの利点・欠点と合わせてご紹介します。
CNIの思想といくつかの実装を理解することで、自分の環境に合わせた選定やカスタマイズ、時には自作までも自信を持って行えるでしょう。必要に応じてネットワークエンジニアとも対話し、より強固なプラットフォームを構築できるようになるはずです。
CNIを通してネットワークと対話し、共にスケールするプラットフォームを実現する未来へ向けて、一緒にCNIの魅力に飛び込んでみましょう。