量子コンピュータはどう監視するのか?
前半は、量子コンピュータと、それをサービスとして扱える OQTOPUS について説明します。書いたプログラムがQPUで動いて、結果が返ってくるまでの流れや、計算の心臓部を絶対零度近くまで冷やす冷凍機のことを、専門知識なしで分かるように話します。
後半は、その監視です。何を見て、どうやって異常に気づくのかを整理したうえで、OQTOPUS の事例として、冷凍機の温度から AWS 上のサービスのレイテンシまでを OpenTelemetry と Grafana で同じ画面に並べた話、アラートを鳴らしながら育ててきた話、AI が Grafana MCP 経由で監視データを調べて毎朝レポートを書く仕組みを紹介します。
デモでは実際に量子コンピュータにジョブを1本投げて、途中のサービスを端から端まで追いかけます。
量子コンピュータの中身が気になっている方、クラウドサービスの監視に携わる方に向けて、クラウドから実験装置までをまとめて見張る工夫を持ち帰っていただけます。
大阪大学 量子情報・量子生命研究センター
特任研究員
大阪大学 量子情報・量子生命研究センター (QIQB) 特任研究員。
SRE / エンジニアとして、量子コンピュータのクラウド基盤 OQTOPUS の監視を担当し、クラウドから実験室の冷凍機までを見ている。
1999年からトーセ、クライマックス、コナミでゲーム開発に15年携わり、20本以上のタイトルで基幹技術・開発ツール・CI/CD を手がける。その後 Codeer からキーエンスへ出向し、テスト自動化と開発基盤に従事。2025年に個人事業主として OQTOPUS の監視に着手し、2026年から現職。
Microsoft MVP 14年連続受賞。C# 読書会を200回以上開催。